セオリーのその先を導き出す!コンサルタントとしてのプロ意識。

こちらの記事では、「コンサル職の仕事」をテーマに話をしております!ゲストの立花さんは新卒で入社後、総務関連の部署を経験し約17年。その豊富な経験を活かしてコンサルタントとして活躍されています。ゼロインのコンサルという一見イメージの掴みづらい職種を余すことなくお話しいただいております。内容の詳細については是非Podcastをお聞きください!
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話者紹介

コンサルの1日の仕事

今はコンサルタントとしての一面と事業企画のマネジャーとしてマネジメントの仕事もしています。
よくある1日でいうと、まずは朝イチでマネジャーを務めている事業企画グループのメンバーと業務確認の朝会をやります。その後コンサルタントとして営業チームと新規案件の営業のための作戦会議。空いている時間で自分のワークの時間を取ってコンサル中の案件のヒアリング資料の作成や顧客の総務業務一覧の整理を実施しています。

ランチを挟んでの午後からは、総務のアウトソーシングをやっている各部署のマネジャーが集まる会議にて、部門の数字確認、各案件の進捗状況、メンバーの育成についていろいろ意見交換をします。その後事業数字の整理を進めます。隔週で事業部長や担当役員とMTGを持っておりまして、来期の方針を考える上での重要なデータとなります。
様々なことを8時間の間に詰め込んで仕事をしていて結構忙しく思われるかもしれませんが、一つのことばかりやると飽きるタイプなので、これぐらいの方が楽しいんです(笑)。

総務領域のコンサルの具体的な仕事

今やっているコンサルティングのプロセスですが、まずはお客様先に訪問し業務内容を確認さ後業務一覧を作っていきます。それを基に実際の業務時間や業務の担当者を明らかにするアンケート調査を実行。この調査と業務一覧、実際のヒアリングの中で聞いてきた現場情報をまとめて事実を整理します。これで大体2〜2.5ヶ月くらいかかりますね。このデータをもとに、どんな組織を作っていくことが会社にとっていいのか、今働いている人たちがより成長するためにはどんな体制が必要なのかを、1ヶ月ほどじっくり時間をかけて作り込んでいきます。「総務の仕事」といっても多種多様。いわゆるイメージ通りの総務というお仕事をやっているところもあれば、法務や労務など幅広い仕事を担当している企業もあります。

総務は会社の方針や戦略と紐付き変化が多い組織です。工夫する余地はあっても今やっている仕事を急に手放すこともできないということは多いんです。ただそんな時でもその会社にとって何がベストかを一緒に考えて作り上げていきます。経営と現場を行ったり来たりしながら”コンサルとして今よりきっと良くなる未来を創っていける”という自信を持って取り組んでいます。

コンサルとして成果を出すために意識していること

事実を正しく掴むことを大事にします。業務一覧もヒアリングした事実をベースにデータを作り上げていきますし、現場の課題も事実ベースで整理していきます。その事実から筋道の立ったセオリーのところまでまずは持っていきます。ただコンサルではここにとどまらず、普通に組み立てたらこうだけど、目の前にいるお客様の会社や働いている人だったらどうだろう。と頭で思い浮かべて、その会社だけの回答をどれだけ作れるかを意識しています。いろんなツールやフレームも今は準備できてそれに沿って大枠は作っていくのですが、最後のご提案でどんなことをしていくかというところは、それこそ2〜3週間ぐるぐると考えることもあり、ふとした瞬間に閃くみたいなことが多いです。最終的にコンサルタントとして一番嬉しい瞬間は最初はなかなか自分のご意見や言えなかった総務担当の方が、プロジェクトを通じて葛藤した結果、総務をこう変えていきたいです。と宣言されるシーンですね。関わっている時間を通じて想いが伝わった瞬間であり、組織が動き出す瞬間に出会えた。と大きなやりがいを感じます。