相手よりも相手を知り、イキイキした人を増やせる人間に

城崎 奨

バックオフィスデザイン事業所属
2024年入社・滋賀県出身

大学時代はどのように過ごしましたか?

コロナの影響で、初めは家で過ごすことが多かったですが、3年生の1月からキャリア支援団体に所属しました。面談を通して、就活生の不安や悩みに寄り添い、多角的な視点からアドバイスを行ったり、就活生が自分のキャリアビジョンを明確に持てるように言語化のサポートをしたりしていました。
キャリア支援団体では、組織開発のリーダーとして活動しました。非営利団体だったこともあり、金銭報酬がない中で、100人近くのメンバーがモチベーションを維持できるよう努めました。具体的には、ワークを通して、メンバー1人ひとりのやりたいことを言語化して、それをチームで共有することで、個々の目標が組織のビジョンと連動するように促しました。その結果、活動に対する納得感と、メンバー間の結束が強まり、最後まで走り続けることができました。

なぜゼロインへ入社しましたか?

「イキイキした人を増やしたい」という想いで就職活動を進め、ゼロインのビジョン「すべての“働く”を元気にする」に強く共感しました。ゼロインでは、“相手よりも相手を知る”ことが重視され、表面的なアプローチに留まらず、組織の内側に入り込み、組織を変革するまで伴走しています。加えて、お客様のために積極的にパートナー企業と協力するため、自社のリソースを超えた解決策を提供している点も魅力に感じました。また、就職活動中の面談・面接を通して出会った社員全員から、“就活生”としてではなく、“人”として接してもらった印象がありました。入社後も、柔らかい表情で、相手を否定せず受け入れる姿勢を感じることが多く、 “相手よりも相手を知る”という価値観が社内で体現されていることを実感しています。

どんな仕事をしていますか?

バックオフィスデザイン事業のコンサルティンググループに所属し、総務を中心にバックオフィスの組織変革に取り組んでいます。総務部は企業の縁の下の力持ちとして、多岐にわたる細かな業務を担っています。お客様の「どういう総務を作りたいか」「何を実現したいか」を知り、その実現のために、体制や仕組みなどのハード面と、意識やマインドなどのソフト面の両面からアプローチしています。周りの人が効率的かつ意欲的に働けるような環境をつくることで、組織全体の活性化を目指しています。

1年目でどのような成長を遂げましたか?

私が1年目にゼロインで身に付けたものは、未知のものに対する挑戦力です。1年間で計4社の案件を担当しましたが、担当する案件が変わる度、全く新しい環境、使ったことのないシステム、初めてお会いするご担当者様、すべてが新鮮な経験でした。同時に自分にとっては1から学ぶ内容も多く、当初は不安のほうが大きかったように思いますが、先輩方の信頼感あるサポートもあり、「1年目は分からないこともとにかくやってみよう」という気持ちで取り組むことができました。もちろん失敗することもありますが、的確なアドバイスと前向きなフィードバックで挑戦する背中を押してくれるゼロインの風土があるからこそ、今も挑戦することを続けられています。

3年後にどうなっていたいですか?

人の個性を最大限に活かす環境づくりのプロフェッショナルとして、さらに視野を広げていたいと考えています。総務を中心としたバックオフィス変革に取り組む中で培った視点を大切にしながらも、その枠にとらわれない新たな価値創造に挑戦していたいです。具体的には、バックオフィスデザイン事業での経験を基盤としつつ、組織開発の領域にも踏み込み、多様な個性が交わることで生まれる化学反応を促進する仕組みづくりに携わっていたいと思います。今は具体的なキャリアパスを厳密に定めず、むしろ未知の領域に足を踏み入れる柔軟性を持ち続けることで、自分自身の可能性を広げていきたいと思います。

就活生へメッセージ

自分で選びましょう。他者の目を気にして、なんとなく周りに合わせることはやめましょう。100点満点の選択は存在しないので、何を選んでもデメリットや後悔はあります。自分で選んだ失敗なら未来への学びになりますが、自分で選ばない失敗は、周りや環境を責めることしかできません。自分の内にある違和感を大事にして、思いきって自分で決断してください。遠い未来の自分が褒めてくれるような選択をしてください。